はじめての子どもより(振り返りエピソード④)

2年前の今日(14日)は、みんなのいえで子どもの受入れを始めた日なんです。

それを知る子どもは1人目に入居した子どもだけなんですが、
今日一日そこにはふれずに他の入居する子どもたちと談笑をしていると、
仕事を終えて外に遊びに出掛けていたその子(入居1番目の子)が、
スタッフに声をかけ、何かを差し出してきました。

その差し出した方をみると、その子の手には缶コーヒーが2つ。
「おめでとう。今日で2年が終わったね。これお祝いにあげるよ!」と
温かいコーヒーをプレゼントしてくれました。

そして続けて「他の子どもたちは、みんなのいえの初の受入れがどうかなんて知らないでしょ!?知っているのは俺だけだからね!」と、
嬉しそうにも、誇らしくもみえたその表情は、
2年前に入居した時のそれとは変わり、自信のある顔つきにみえました。

入居したての頃を思い出して、このブログを打ちながら、
今もその子どもと私とで談笑をしています。みんなのいえのはじめての子から優しさと元気をもらいました。