【クラウドファンディング】続:花崎みさを先生からの応援メッセージ!!

前回に引き続き、今回の新着情報でも、社会福祉法人 一粒会 理事長である花崎みさを」先生からいただいた応援メッセージの続きを掲載させていただきます。掲載の最後には、花崎先生のこれまでの子ども・親支援の実践の歩みや、社会福祉法人一粒会のご紹介をさせていただきます。

「明日へのマーチ」立ち上げのこと

「親もまた愛されたい」

子育てがうまくできず、イライラを子どもにぶつけたりひどい暴力(虐待)を行ってしまう親たちの中には、「自分は親に愛されてこなかった」だから、子どもの愛し方が解らない、という親も多くいます。又近くに子育てを指南してくれる人がいないため、思いとは裏腹に自分のストレスを子どもにぶつけ、自責の念に苦しむ親もいます。多世代家族の中で自然に子育てや生活の術を修得でき、愛情欲求も親が満たしてくれなければ家族の誰かが補って満たしてくれた時代には、子どももそれなりに成長し社会参加ができていましたが、核家族化が進んだ今の時代、それらを学び修得する場所がないのですから、普通に生活できている家庭でも、子育てには困難が伴うものです。そして本来、子どもはみんな(社会)で育てるものです。

「子育て支援センター」や市や町の「子育て支援課」、公民館などで行われるサークル活動など種々な支援体制はできていますが、一人でそこに出向いて相談するにはそれなりの勇気が要ることと、役所などには制約やルールがあります。そこで必要なのは自分の暮らす地域にあって、気楽に入ることができ、自分の思いをありのままに訴えることができる場所とそれを受け止められる人です。そのことが家族の崩壊を防ぎ、「幸せな家族」づくりの連鎖を生むことに繋がり、虐待防止にも繋がることになるのです。子育て中の親だけではなく、子どもの相談も含めた地域の相談室「明日へのマーチ」開設に是非、ご協力くださるようにお願い致します。

社会福祉法人 一粒会

理事長 花崎 みさを

花崎みさを先生のご紹介

1981年より、アジアの子どもたちの里親として「家族」を創り、その後1985年に日本の子もアジアの子どもも共に住むことを通して、偏見のない広い視野を持つ子どもを育てたいと考えて、種々な事情で親や家族と暮らせない日本やアジアの子どもたちが共に仲間として暮らすことができる「家」づくりを意図して、児童養護施設「野の花の家」を作りました。そして、子どもの支援を通じて、親にも支援の手が必要ではないかと考え、日本に在留しているアジア人の母子のためのシェルター(現「FAHこすもす」)をまだ制度にはなかった時代から先駆けて始められました。その後も、地域の相談機関として児童家庭支援センター「ヴィオラ」、子育て中の親のレスパイトとして子どもを預かれる仕組みの「ショートステイ」や、地域の働く親御さんを応援するための「学童保育」、自立援助ホーム「坂梨ホーム」や児童発達支援事業所「結」を開設運営してきました。

社会福祉法人 一粒会のホームページのご紹介です。以下、URL

http://www.nonohananoie.org/index.html

まだ出会えていない皆様へ、私たちの活動を知ってもらい、ご協力いただけるように、どうぞ皆さん、よろしくお願いいたします。

NPO法人 光と風と夢

代表 小倉 淳(おぐらっち)

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