5月25日に緊急事態宣言が解除され、世の中が少しずつ開放的なムードになっていく中、みんなのいえの若者たちもやっと解除されたことでひと安心し、胸を撫でおろしている所です。
そんな中、市内で活動されている『NPO法人 ゆかいな仲間たち』代表の白尾さんが育てている畑で「ジャガイモがたくさん実っているのでぜひ芋ほりしませんか?」とみんなのいえの若者たちを芋ほりに誘って下さいました。
数日後、スタッフと若者たちで車に乗り畑へ向かいました。その道中こんな面白いことがありました。
~ 出発前 ~
おぐらっち「これから出発だけど、トイレしたい人いない?大丈夫?」
若者たち「大丈夫~」
さおりん「よ~し、じゃあ出発しましょ~!」
~さおりんの車に乗り込む若者たち~
~ 出発後 ~
若者Aくん「さおり~ん、おなかがいたくなってきた。といれした~い…」
さおりん「えぇ~!? さっきしなかったの~!?」
Aくん 「しなかった~。もうがまんできないよ~!」
さおりん「マジー!?もう小学生じゃないんだから~!しょうがない、コンビニに寄るね。」
~コンビニ到着~
Aくん「ふう~、トイレ終わった。さあ飲み物買おう!」
ジーニョ「いやいやいや!みんな外でキミのことを待ってるよ!空気読んで~!(>_<)」
Aくん「えっ!?そうなの!?じゃあ急がなきゃ!」
と、なかなか集団行動が苦手なAくんでしたが…外に出てスタッフ以外の大人と行動する場面だからこそ、普段、苦手なことがより明らかにみえてくることもあります。笑い話ではありますが、こうした場面や経験をみんなのいえに戻ってから若者自身がどう日常の暮らしに生かせるか。そんなことも考えられたらなと思う一幕でした。
そして一行はジャガイモ畑に到着。早速ジャガイモ堀りのやり方についてレクチャーを受けます。
「まずは葉を根っこごと引っこ抜いて、それから鍬を使って土を掻いて、残ったジャガイモを掘り起こして下さい。土の中にジャガイモが残らないよ~にね~」と教えてくださいました。若者たちもチャレンジしてみます。
おお~、なかなか上手!ジャガイモが残らないように丁寧にね~!
本格的にジャガイモ堀りが始まると、大人も子どもも関係なく懸命に芋ほりをして楽しみました。若者たちも芋ほりをしたのは久々のようで、コロナで外に出ることがなかなかできなかったために、こうした機会をいただけたことで気持ちがリフレッシュすることができました。
他にも玉ねぎの収穫や、トウモロコシの手入れなどの体験もさせていただき、作業後にはおいしいあんみつもいただきました。汗をかいたあとのあんみつはとてもおいしい!と若者たちもよろこんでいました。
みんなのいえに帰ったら早速調理!シンプルにジャガイモをふかしたり、コロッケにしたりといろいろなメニューを作りました。とれたてのジャガイモはホックホクでとてもおいしい!若者たちも自分で収穫した野菜に舌鼓を打ちました。
みんなのいえでは久々のイベントになっただけに、若者たちも大いに楽しんだジャガイモ堀りになりました。若者たちも自ら主体的に参加をして汗をかくことが、また一つ貴重な経験になりました。白尾さん、どうもありがとうございました!