クリスマスの「約束」

ご支援くださったみなさま、たくさんの応援がみんなのいえに届いています。子どもたちも目標額を達成した後も、ご支援が続いていることに感謝の気持ちでいっぱいです。

クリスマスイブの本日、クラウドファンディングでの支援方法(手続き)が分からない方から、クリスマスを飾るための綺麗なシクラメンと共に支援金が現金で届きました。プロジェクトの実現と、みんなのいえで暮らす若者たちへのあたたかい想いが伝わってきました。
これまで、ご支援くださったみなさま、ご協力いただき本当にありがとうございます。

あたたかいお気持ちでクリスマスが彩られました!

 

クリスマスを前に先日、みんなのいえの若者たちと、みんなのいえの近所にあるラーメン屋さんへ出掛けました。このラーメン屋さんは、「青柳ラーメン」といって、みんなのいえの子どもたちが、おぐらっちと一緒に行きたいと前々から言っていたラーメン屋さんで、みんなのいえの子どもたちと、いつか一緒に食べに行こうと約束をしていたからです。

みんなのいえを開所し、入居する子どもたちが1人、2人と増えていくなか、私は子どもたちと、安易に「約束」をしないことに決めています。
何故、約束をしないのか!?と思う方もいらっしゃると思いますが、約束を守れなかった時のこと、約束を破られた子どもたちのことを考え、私は基本的に子どもたちとは約束をしないようにしているのです。(個人的な子どもとのお出掛け、食事、買い物などの約束などについては、特にしないようにしています。)
約束の内容には大きい、小さいがありますが約束を破られた側の気持ちには、大きいも、小さいもない気がします。だから、みんなのいえで、おぐらっちが子どもと約束をするのは非常に珍しく、個人的に約束したいと思っている子が何故か多くいます。

クラウドファンディングの目標達成をこどもたちと喜びあいたいと思ったことと、日頃から仕事や人間関係に頑張っている子どもたちへのささやかなご褒美と合わせて、「青柳ラーメン」へ一緒に食べに行く約束を果たしました。

 


みんなのいえの近くのラーメン屋さん「青柳ラーメン」は
日常的にみんなのいえの子どもたちに声をかけてくれるおじさんたちが集うお店。


青柳ラーメンでは常連さんが、みんなのいえの子どもたちを歓迎してくれて、クラウドファンディングの途中報告もさせていただくと、みんなで拍手喝采!思わず、子どもたちも笑みがこぼれ、美味しいラーメンと一緒に、ちょっと自分たちが主役になれたようなそんな時間となりました。

お店を後にする際、店主のご夫婦から、「またおいでね!小倉さんといっしょじゃなくてもいいから、ここは気を遣うところじゃないんだから一人でもいらっしゃいよ」と声をかけてもらうと、さらにニコニコした表情を浮かべる子どもたち。私はというと、そんなあたたかい会話を聞きながら、子どもたちとの約束を1つ果たせたことに安堵し、そして、このささやかな約束でも大喜びの子どもたちの姿をみて、みんなのいえプロジェクトへご支援くださったみさなんへの想いと感謝を一層、強くしました。

約束とは片思いでは成立せず、相手がいて初めて成り立つものです。今回、みんなのいえが挑戦させていただいているクラウドファンディングのプロジェクトも、ある意味では「約束」だと思っています。
みんなのいえにとって間違いなく、素敵なクリスマスプレゼントとなるこのご支援を「クリスマスの約束」として、みんなのいえの若者たちがプロジェクトを実現して、ご支援くださったみなさまにご報告をすること、それを全力でサポートすることを約束したいと思います。

プロジェクト終了まであと1日。今までご支援くださった方々への感謝を一層強めながら、子どもたちと旅の話をしようと思います。