草花が芽吹き始める今の頃は、お米作りのはじまりの時期でもあります。みんなのいえのご近所で米作りをしている家庭はもう数件しかありませんが、私が幼かった時代には、近所の方が一家総出で賑やかにお米の種まきをしていたのを思い出します。
みんなのいえのご近所では、春になると庭にビニールハウスを建てて、稲のタネまきをする家があります。みんなのいえのスタッフが毎年、この種まきをお手伝いをするのですが、この作業にみんなのいえの子どもたちが参加するのはこれまで1度もなく今回が初。子どもたち同士で誘い合わせてお手伝いに参加してくれました!
Aくん「○○さんちで種まきするって聞いてさ~!俺らも手伝いに来た!」
Bくん「がんばりま~す。フア~ア。眠い。」
【近所の方たちにやり方を教わったり、手伝う子どもたち。】
やる気に満ち溢れてやってきた子、その彼に引っ張られて寝起きにやってきた子、さまざまですが、こうして生活の中で気持ちに余裕ができて、誰かを手伝ったり、シェアをしたいと思えるようになったのは、本当に良かったなと思います。(ちなみに、寝起きに引っ張られてやってきたBくんのほうが、バリバリ頑張って働いてたんですけどね。笑)
【作業を頑張るBくん。テキパキ。】
それでは早速作業を始めていきます。まずは機械でパレットに土とタネ、水、肥料を入れます。土の入った大量のパレットを機械に乗せ、タネ、水、肥料を入れ終わって流れてきたパレットをスタッフと子どもたちが運びます。そして、ビニールハウス内にパレットを並べていきます。
【スタッフのぱっちが土の入ったパレットを機械に乗せ、流れてきたパレットをスタッフや子どもたちが運びます。】
これだけ大人数なので、あっという間にパレットが減っていきます。そして約1時間ほどで作業が終了。
実はこの稲ですが、みんなのいえのお米になるんですよ。なので子どもたちもスタッフもやる気まんまんで作業を頑張りました。みんなのいえのために、お米を作って下さる近所の方には感謝しかありません。
作業後はみんなで休憩。近所の方が、飲み物やアイス、お菓子などを持って来て下さり、おいしく味わいながらそれぞれが楽しく談笑。こうして近所の方との交流が生まれ、子どもたちにも充実感や安心感が生まれ、彼らの活力になります。みんなのいえを支えてくれる近所の皆様、本当にありがとうございます。
【みんなお菓子やアイスを味わってます。子どもたちにはやっぱりアイスが人気。】