みんなのいえは無事です

台風15号が千葉県内を直撃してから16日で1週間となります。
自立援助ホーム「みんなのいえ」がある市原市も大きな被害を受け、今も生活に支障をきたし不安な日々を送られている方々がたくさんいらっしゃいます。
みんなのいえは幸いなことに大きな被害も出ず、入居している若者たち(子どもたち)の日常に支障をきたすことはありませんでした。
ご近所に住む方々の屋根瓦が飛んだり、擁壁が倒壊したり、倒木があったりはありましたが、お互いが助け合い、何とか生活を立て直しています。
しかし、県内には今現在も停電や断水、建物の倒壊などで生活が元通りにはなっていない地域があります。
出来る限り早くの復旧を願っています。

今回の台風災害では、みんなのいえを巣立った若者が避難してきました。
暮らしているアパートが停電・断水になり、地域の避難所で一夜を明かしたものの
そのあとの見通しがつかず不安が大きくなったということでした。
彼は「避難しているときに暖かく助けてくれた方がいた」と嬉しそうに話してくれました。

自然の前では人は弱いんだと、あらためて思います。
そんな時に、支え合えるのも人なんだと、実感もします。
困ったときに気兼ねなく「助けて」と言える関係があることが安心につながるはずです。
これからもみんなのいえは「助けて」と言える場所のひとつでありたいと思っています。