中秋の名月って何!?

みんなのいえで暮らす、子どもの中には、日本の文化や伝統に触れて育ってこなかった子どももいます。今夜の「中秋の名月(お月見)」もその1つです。「あっ、お団子があるじゃん、これ食べちゃうよ!?」という声に、「いやいや、それはね・・・」と説明をするスタッフ。夕食後、子ども、スタッフで外に出て、空を見上げてみると、光行と輝く満月が夜空を明るく照らしていました。「うわ~すげキレイ」と自然に口にする子、「あれっ、月がドンドン動いてない!?」と、月を夢中で眺めるあまり、雲の流れと月の明かりで、目が錯覚を起こし興奮している子、そんな賑やかな情景に加わることなく、少し離れたところで月を見上げている子・・・子どもはそれぞれ個性的ですが、1つ屋根の下で生活をしています。こうして、みんなで同じ空を見上げ、月をみているだけですが、同じ時間を共有し、月を眺めながら、お団子を頬張る。これって、とても贅沢で、凄いことなのでは!?なんだかんだと、子ども達どうし色々とありますが、こういう時間があると、「だいじょうぶ、何とかなるか・・・」と思えてくるのです。