ラーメン(エピソード7) | NPO法人 光と風と夢

ラーメン(エピソード7)

10代後半の男の子は、空腹との闘いでもあります。みんなのいえのリビングでは、「お腹すいた!」と言って、1日に何度も姿をみせる男の子がいます。また、みんなのいえに暮らす以前の生活で、お腹いっぱい食べることが出来なかった子どもは、入居して1カ月は、とにかくよく食べます。よく食べる一方で、好き嫌いがある子どももや、食物アレルギーの子どもがいるなど、正直、メニューを考える際には気を使います。しかし、そんな子ども達が、みんな文句なしに大好きなのが、「ラーメン」です。仕事から帰ってくるとすぐに、「ラーメン食べたい」と言って小腹を満たす子どもがいます。どこそこのラーメンが美味しいなど、ラーメンの話題で盛り上がることもしばしば。ラーメンとご飯3杯でお腹を満たして、「これ最高だわ!!」と満面の笑みで喜ぶ姿には作りごたえがあります。「仕事や人間関係のことで悩んでいた自分の話を、何も言わずに聞いてくれたこと、一緒にラーメンを食べてくれたことが忘れられない」と言う子どももいます。ご近所の方やご支援くださる皆様から頂いた野菜をたっぷりと入れて食べるラーメンは格別です。今晩のような寒い夜には、リビングにひょっこりと姿をみせる子どもがいるかもしれません。